中谷家住宅(石川県鳳珠郡能登町字黒川) 奉公人部屋及び東塀
なかたにけじゅうたく(いしかわけんほうすぐんのとちょうあざくろかわ) ほうこうにんべやおよびひがしべい
江戸
- 石川県
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江戸末期
- 奉公人部屋 桁行10.9m、梁間4.6m、二階建、切妻造、北面庇付、東面下屋、西面階段及び便所附属、桟瓦葺
東塀 土塀、総延長27.5m
- 1棟
- 石川県鳳珠郡能登町字黒川28号130番地
- 重文指定年月日:20220920
国宝指定年月日:
- 重要文化財
能登地方の天領地のひとつであった黒川地区で、天領庄屋を務めた中谷家の住宅。正面に濠を構えて石垣を築き、背面には屋敷林で防御した広大な敷地を構える。享保6年(1721)建築の主屋は、家格の進展にあわせて座敷を拡張する等、その発展過程をよく知ることができる。敷地内には離座敷、土蔵などの付属建物を残し、いずれも質が高く、とりわけ黒と朱の漆で塗り分けた塗蔵は見応えがある。奥能登を代表する大型民家である。