東京日々新聞 山口県下賊徒追討図 とうきょうにちにちしんぶん やまぐちけんかぞくとついとうのず

版画 木版画 / 明治

  • 伊藤静斎  (?~1887)
  • いとうせいさい
  • 東京都
  • 明治9年 / 1876年
  • 大判錦絵
  • 縦36.0、横74.5(㎝)
  • 3枚続
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 萩博物館

前原一誠が率いた不平士族騒動萩の乱の様子を描いた錦絵。前原は松下村塾に学んで倒幕運動に奔走し、明治新政府の参議・兵部大輔を歴任したが、政府内で意見が合わなくなったことから辞職した。明治9年(1876)政府の方針に不満を抱く萩の士族を率い挙兵するも、敗れて処刑された。この絵図の中央には広島鎮台司令長官として騒動の鎮定に向かった陸軍少将の三浦梧楼が描かれ、その左側には不平士族に擁された馬上の前原、その同志奥平謙輔(図では謙助)の姿がある。

東京日々新聞 山口県下賊徒追討図 とうきょうにちにちしんぶん やまぐちけんかぞくとついとうのず
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