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顔面付釣手形土器/長野県伊那市富県御殿場遺跡出土

がんめんつきつりてがたどき/ながのけんいなし

概要

顔面付釣手形土器/長野県伊那市富県御殿場遺跡出土

がんめんつきつりてがたどき/ながのけんいなし

考古資料 / 縄文 / 中部 / 長野県

長野県

縄文

1箇

伊那市荒井3520番地

重文指定年月日:19890612
国宝指定年月日:
登録年月日:

伊那市

国宝・重要文化財(美術品)

御殿場遺跡は天竜川の中流域の左岸に位置している。
 本遺品は重量感のある釣手形土器で、釣手部の付く上半部と円筒状の下半部に分かれる。上半部は三方に開口部を設け、そのうち正面は他の二面より大きくあけられている。正面周縁は一・五~二・〇センチ幅で連続的に欠損するが、全体はほぼ完全に遺存している。正面開口部に沿って縁取りするように二条の沈線を描き、沈線の外周には円孔が左右五孔ずつ、合計一〇孔が等間隔で巡っている。

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