免鳥長山古墳 めんどりながやまこふん

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古墳 / 飛鳥  奈良  平安 / 中部 

福井県
古代
福井市免鳥町
指定年月日:20080328
管理団体名:福井市(平20・6・23)
史跡名勝天然記念物

免鳥長山古墳は、越前海岸から約900m内陸にある小山塊上に位置する、5世紀前半に築造された全長90.5mの帆立貝式古墳である。墳丘の残存状態は良好で、東西に2基の造出し部が付属する。後円部は2段築成で葺石を施し、墳丘平坦面に埴輪を並べる。後円部墳頂の盗掘坑内より装飾をもつ舟形石棺の蓋材が出土した。石材は福井市足羽山産の凝灰岩、笏谷石と考えられる。非常に珍しい環頭形
石製品等も出土している。
墳丘規模は古墳時代中期では、北陸地方で最大級となる。越前地域の大型首長墓では、古墳時代前期後半から中期を通して笏谷石製の刳抜き式石棺を採用するが、この点からも越前の大型首長墓の系列に連なる古墳と位置づけられる。古墳時代前期後半から中期の越前の大型首長墓は、いずれも本古墳から東へ約20km離れた九頭竜川中流域の福井平野の東端に位置する松岡・丸岡地域に存在するが、その中で1基のみ、海岸付近に本古墳が築造されたことは、当該期の越前地域の政治・社会状況を知るうえで重要である。

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