おくのほそ道の風景地
 草加松原
 ガンマンガ淵(慈雲寺境内)
 八幡宮(那須神社境内)
 殺生石
 遊行柳(清水流るゝの柳)
 黒塚の岩屋
 武隈の松
 つゝじが岡及び天神の御社
 木の下及び薬師堂
 壺碑(つぼの石ぶみ)
 興井
 末の松山
 籬が島
 金鶏山
 高館
 さくら山
 本合海
 三崎(大師崎)
 象潟及び汐越
 親しらず
 有磯海
 那谷寺境内(奇石)
 道明が淵(山中の温泉)
 けいの明神(氣比神宮境内)
 大垣船町川湊
おくのほそみちのふうけいち
 そうかまつばら
 がんまんがふち(じうんじけいだい)
 はちまんぐう(なすじんじゃけいだい)
 せっしょうせき
 ゆぎょうやなぎ(しみ…

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名勝 / 江戸 

2県以上
埼玉県草加市,栃木県日光市・大田原市・那須郡那須町,福島県二本松市,宮城県岩沼市・仙台市・多賀城市・塩竈市,岩手県西磐井郡平泉町,山形県新庄市・飽海郡遊佐町,秋田県にか…
指定年月日:20140318
管理団体名:岩沼市、平泉町、大垣市、仙台市、塩竃市、多賀城市、にかほ市、新庄市、遊佐町、加賀市
史跡名勝天然記念物

 松尾芭蕉(1644~1694)は,「俳聖」とも称された日本の代表的な俳諧師である。芭蕉は往昔の歌人であった能因(のういん)・西行(さいぎょう)などの古歌にまつわる歌枕の名所及び由緒・来歴の地を訪ねて陸奥(みちのく)・北陸路を旅し,自らの俳句のみならず,同道した弟子の曾良(そら)の俳句をも織り交ぜ,紀行文学の傑作である『おくのほそ道』を完成させた。
 芭蕉と曾良が訪ね,『おくのほそ道』又は『曾良旅日記』に書きとめた場所,2人が俳句を残した名所及び由緒・来歴の地の多くは,近世・近代を通じて広く観賞の対象として知られるようになり,往時を偲ぶよすがとなる優れた風景を今に伝える。それらは,すべて『おくのほそ道』というひとつの作品を通じて後世の人々の風景観に影響を与え続け,今なお『おくのほそ道』の時代の雰囲気と遺風を伝える。同時に,変わらずに残されてきたものと移ろいゆくものとを同時に捉えようとした芭蕉の「不易流行(ふえきりゅうこう)」の精神を表す場所であり,個別に評価するとともに相互の繋がりのあるものとして評価すべき一体の風致景観である。優れた風景を伝える場所のうち,今回は準備が整った13箇所を「おくのほそ道の風景地」として指定し,保護する。

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