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義仲寺境内

ぎちゅうじけいだい

概要

義仲寺境内

ぎちゅうじけいだい

社寺跡又は旧境内 / 近畿 / 滋賀県

滋賀県

大津市馬場

指定年月日:19671120
管理団体名:

史跡名勝天然記念物

S42-1-011[[義仲寺境内]ぎちゅうじけいだい](滋賀県大津市馬場一丁目).txt: [[源 義仲]みなもとのよしなか](木曾義仲)が、元暦元年(1184)1月、近江の粟津で敗死し、この地に葬られたと伝えられ、墓(木曾塚と称す)がつくられた。はじめ塚上に柿の木が植えられていたが、のち墓石を建てた者があり、ついで[[宝篋印塔]ほうきょういんとう]がすえられ、現在に至っている。義仲寺の沿革は[[詳]つまびら]かでないが、早くから一般に知られ、江戸時代の俳匠松尾[[芭蕉]ばしょう]も心ひかれてたびたびここを訪れ、滞在している。元禄7年(1694)10月12日、芭蕉が大阪で死ぬと、門弟等が遺言のとおり、義仲の墓のかたわらにその遺骸を葬った。寺は旧東海道に面し、義仲墓・芭蕉墓(自然石で、表に「芭蕉翁」裏に「元禄七甲戌十月十二日」と刻す)・[[無名庵]むみょうあん]・[[翁堂]おきなどう](芭蕉堂)・粟津文庫など義仲・芭蕉にちなんだものがある。寺域は広大ではないが、静寂の趣きをとどめ、湖畔における由緒ある史跡である。

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キーワード

芭蕉 / 境内 / /

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