油滴天目鉢 ゆてきてんもくばち

工芸品 / 

  • 東京都
  • 南宋
  • 素地は灰黒色の粗鬆な陶質で、これに漆黒の釉薬が厚くかゝり、腰以下は露胎である。形は縁の反った俗にいう朝顔形で、小さい低い高台がついている。作行は厚く内外全面に油滴とよんでいる粒状の結晶があるが、油滴は概して銀色で面が玉虫色の光沢を放っているものもある。油滴のうちでは粒の最も大きいもので、底裏に「新」という字が刻してある。縁二箇処破損繕いあり。
  • 1口
  • 千代田区丸の内2-1-1 明治生命館1F
  • 重文指定年月日:19550622
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人静嘉堂
  • 国宝・重要文化財(美術品)

油滴天目鉢

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