菊蒔絵手箱 きくまきえてばこ

工芸品 / 室町

  • 室町
  • 合口造。錫の置口をつけた手箱で、身に金銅枝菊高肉彫紐金物を打ち、内に懸子を収める。外部は梨地の面に高蒔絵に銀の金貝を交えて菊に岩などを表し、要所に金銀の切金を置く。蓋裏は同様の図柄を研出蒔絵を主として描き、懸子内外に菊の折枝を表し、身の内に藍地雷文襷花菱文錦を貼る。
  • 縦23.0  横31.4  高16.2  (㎝)
  • 1合
  • 重文指定年月日:19580208
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

室町時代の手箱の中でも、特に精妙で堅実な技巧が見られる作。

菊蒔絵手箱

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