普門院方丈障壁画

絵画 / 安土・桃山

  • 桃山
  • 74面
  • 重文指定年月日:19710622
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

普門院(東福寺常楽庵客殿)は、慶長十二年(一六〇七)に再建され、文政二年(一八一九)に焼失、六年復興され、障壁画はその折いずれからか移されたものである。現在方丈の表裏の二部に分けられており、そのうち表三室は、江戸初期渡辺了慶など狩野光信画系の手による金碧画と考えられ、当代障壁画史に新しい一様式を加えるものである。裏三室は、雲谷等顔の筆跡に近い水墨画であり、その筆致は黄梅院のそれと相似るものである。

普門院方丈障壁画

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