刀〈無銘義弘(名物豊前江)/〉
かたな〈むめいよしひろ(めいぶつぶぜんごう)/〉
工芸品 / 南北朝
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江義弘
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南北朝
- 鎬造、庵棟、重ね薄く、中鋒。鍛え小板目最もよく約み、地斑交じり地沸細かに厚い。刃文湾れに互の目交じり、足葉頻りに入り、所どころに金筋かかり、表裏とも物打上一段と華やか。総じて匂い最も深く小沸くよくつく。帽子乱込み掃きかけ金筋かかる。茎大摺上、先栗尻、鑢目切、目釘孔一。
- 身長68.1 反1.5 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19560628
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 国宝・重要文化財(美術品)
江義弘の作と伝えるものの中で最も華やかな出来であり、同作中の優品である。