後花園天皇宸翰女房奉書〈菅宰相宛/文安六年四月十七日〉 ごはなぞのてんのうしんかんにょうぼうほうしょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町

  • 後花園天皇
  • 室町 / 1449
  • 1通
  • 重文指定年月日:19770611
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 酬恩庵
  • 国宝・重要文化財(美術品)

仮名散らし書きにて礼紙にわたって書かれた女房奉書である。第一紙に「仰文安六四十七」の端裏書があり、書風よりして後花園天皇三十一歳の宸翰と認められる。宛所の菅宰相は参議東坊城益長で、文面は一休宗純が病臥の由を聞こし召され、その法流の断絶を憂慮され、養生の上、仏法の紹隆を思召されたもので、当時一休が禅林に占めていた重要な地位を伝えて注目される。

後花園天皇宸翰女房奉書〈菅宰相宛/文安六年四月十七日〉

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