金銅聖観音像懸仏 こんどうしょうかんのんぞうかけぼとけ

工芸品 / 鎌倉

  • 東京都
  • 鎌倉 / 1275
  • 鏡板径48.0cm 像高20.0cm
  • 1面
  • 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19640526
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

地板に金銅の鏡板を装し、周縁に覆輪を施す。内区中央には、蓮華座上に唐草透彫舟形光背を負った鋳銅鍍金聖観音坐像を据える。頭上には垂飾金具を下げた八葉蓮華形天蓋を、像の左右には華瓶を配し、蓮華座下には蓮茎を象っている。裏面の地板上に墨書銘があり、紀年銘を有する鎌倉時代の懸仏の基準作で、時代の様式を如実に示している。

金銅聖観音像懸仏 こんどうしょうかんのんぞうかけぼとけ

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