有栖川宮外菊花紋官軍指揮旗題字
ありすがわのみやほかきっかもんかんぐんしききだいじ
その他の美術 書 / 明治
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有栖川宮熾仁、三条実美、毛利元徳
(1835~1895)
- ありすがわのみやたるひとしんのう、さんじょうさねとみ、もうりもとのり
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明治時代
- 絹本・墨画・掛幅
- 本紙縦20.6~23.2、横16.9~18.2(cm)
- 1幅(3点張交)
- 山口県萩市大字堀内355番地
- 萩博物館
長州藩士で戊辰戦争に活躍した楢崎頼三所用の官軍旗に寄せた書。上から有栖川宮熾仁親王、三条実美、毛利元徳の順で、楢崎家の求めに応じて揮毫した。有栖川宮の題字にのみ「明治壬午四月上澣」の年記があり、明治15年(1882)の作と判明する。そのほか三条実美の和歌、毛利元徳の和歌、計三点を張り交ぜた掛幅で、いずれも頼三と旗に因んだ作品である。