工芸品 / 南北朝
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筑州住左
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南北朝
- 平造、庵棟、やや反りつく。鍛は板目肌よく約み、地沸厚く地景よく入る。刃文は互の目小湾れ交じり、上半盛んに乱れて匂深く小沸よくつき、匂口冴える。帽子は乱込み先尖って盛んに掃きかけ沸よくつき、長く焼下げる。茎は生ぶ、先栗尻、鑢目大筋違、目釘孔二。
- 身長 25.4 反0.25 元幅2.4 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19610217
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 個人
- 国宝・重要文化財(美術品)
相州正宗の門と伝える左文字の短刀。同作中最も盛んな出来で、やや反りが高いが、地鉄がよく、相対に同工の特色が顕著である。