工芸品 / 鎌倉
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鎌倉 / 1261
- 鋳銅製。竜頭はやや扁平な造りで、笠形も上は平、周囲は幅広く浅い凹面。上帯、下帯とも素文、乳の間四区で乳は茸形、笠は円頭でやや大形であり、四段四列に配置。撞座は二カ所で、八葉複弁で蓮肉をやや大きく鋳出し、位置は竜首と平行に据える。池の間四区、うち二区には銘文を十九行百八十五字を鋳出す。
- 総高128.2 竜頭高27.3 肩以下高94.6 口径75.1 撞座中心高25.0 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19620202
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 防府天満宮
- 国宝・重要文化財(美術品)
本鐘は規矩整い、鋳技優れ、形姿も堂々とした鐘である。鎌倉時代の年紀も鋳出されており、時代の特徴を示した優作である。