染付飛鳳唐草文八角瓢形花生 そめつけひおうからくさもんはっかくひさごがたはないけ

工芸品 / 

  • 山形県
  • 素地は純白に近い白磁質で、これにうっすらと青味を帯びた透明性の白釉が比較的薄くかかっている。内面及び底裏は無釉だが、ほんのりと★褐色にこげている。器形は口、上胴、下胴、底がいずれも八角になっている瓢形の花生で、底には丸形の浅い削込みがある。外側全面に青藍色の呉須で、元時代独得の染付文様を描いてあるが、呉須の発色は鮮やかである。文様は口辺には花菱文帯、上胴に八吉祥、飛鳳牡丹唐草文、蓮花文、胴のくびれた部分には波濤文帯、下胴は肩に吉祥文、胴に飛鳳唐草文、蟷螂、蝉、鷹、雁、蟋蟀、蜥蜴、蛙などを一面にこまかく描いてある。口辺に樋一本。
  • 1口
  • 掬粋巧芸館 山形県東置賜郡川西町大字中小松2911
  • 重文指定年月日:19570219
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 財団法人掬粋巧芸館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

元の作品。

染付飛鳳唐草文八角瓢形花生

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