高弁夢記 こうべんゆめのき

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉

  • 鎌倉
  • 1巻、9通、2帖、2冊、3幅
  • 重文指定年月日:19570219
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 宗教法人高山寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

明恵上人高弁の夢記は、高弁がみた夢の内容を自ら記録したもので、好相、奇瑞等の宗教体験を著しており、高弁の思想や人柄を示している。このたび、高山寺の典籍文書の悉皆調査が完結し、山内に伝存する夢記の全貌が明らかになったのを機会として、既指定聖教中の六点に未指定十一点を追加して指定した。寺内に存する夢記は年未詳を除き、建久七年(一一九六、二十三歳)春を上限として貞応二年(一二二三、五十一歳)七月までのおよそ二十七年間、約百数十日分にわたり、現存する夢記中、最もまとまっている。

高弁夢記

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