木造 阿弥陀如来立像
もくぞう あみだにょらいりつぞう
彫刻 木像 / 鎌倉
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鎌倉時代
- 高さ三尺の阿弥陀如来立像で、来迎印を結び、西方極楽浄土から迎えにくる姿を表している。この大きさの阿弥陀像は、快慶によって多く作られ、鎌倉時代の典型となっている。当初は像を立てるため台座の棒状の突起に像を挿し込んでいたようである。この技法は、仁治3年(1242)に奈良仏師の法橋快成が制作した福岡県・万行寺の像にみられ、近い時期に作られたと考えられる。
- 像高99.1㎝
- 1躯
- 八尾市指定
指定年月日:20140303
- 有形文化財(美術工芸品)