羽状地文四山鏡 ウジョウジモンシザンキョウ

考古資料

  • 面径:15.9cm
  • 1面

中国戦国時代末~秦頃の銅鏡。中心は橋状の小型鈕で、その周囲は方形区画。文様は細密な羽状地文の上に大型の「山」字を四つ表現している。縁は匙面。黒緑色を呈して銅質は良好である。鏡面はフラットで多少の銹はあっても光沢を残している。鏡体は薄手である。このような山字文鏡は現在の湖南省長沙付近での出土例が多いとされる。戦国時代末期~秦頃の銅鏡の代表的な型式である。文様は破綻なく、保存状態も良好である。

羽状地文四山鏡

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