菱小紋裃地(浅葱麻地 小紋染) ヒシコモンカミシモジ(アサギアサジ コモンゾメ)

江戸

  • 江戸時代・18世紀
  • 長1036.5cm:幅38cm
  • 1反

小紋染は武家男子の衣服を中心に発達した。その代表的な例が裃である。裃とは、室町時代の武家が着用していた素袍(すおう)の両袖をとった形状の衣服で、桃山時代の武将の肖像画に描かれることから、成立はその頃と考えられる。現存作例としては、徳川家康着用品が名高い。これは仕立てる前の生地の状態で伝えられた。

菱小紋裃地(浅葱麻地 小紋染)

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