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加藤嘉明が豊臣家家老で大和龍田城主の片桐且元に宛て、徳川家の江戸城普請にかかる石垣石材輸送のための船の派遣に関して伝えた書状。慶長11(1606)年に西国の大名を動員した石材輸送に関するもので、姫路城主池田輝政、紀伊和歌山城主浅野幸長、そして嘉明の船派遣に関する内容が記されている。豊臣・徳川が並び立つ時代に、徳川家の江戸城普請に動員される西国の豊臣恩顧大名たちが、互いに連絡を取り合っていた様子や、船を派遣して動員に従う様子などをうかがうことができる。
加藤嘉明書状
加藤嘉明
豊臣秀吉朱印状
豊臣秀吉
豊臣秀吉朱印状〈慶長三年五月三日/加藤左馬助宛〉