善光寺如来縁起絵 ぜんこうじにょらいえんぎえ

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絵画 / 鎌倉 / 日本 

日本
鎌倉時代
絹本着色
(各)縦162.7㎝ 横91.2㎝
三幅
東京都港区南青山6-5-1
根津美術館
重要文化財

信濃国長野にある善光寺の本尊は、丈一尺五寸の阿弥陀如来の一光三尊像で、三国伝来の霊像と伝えられ、古来信仰を集めている。本作はその霊像が天竺・百済を経て日本へ渡来した経緯と善光寺草創の縁起を描いた、掛幅絵の優作である。善光寺縁起文には各種の伝本があって、内容に異同出入があり、また煩雑な内容のものが多いが、この三幅本は、『続群書類従』所収の四巻本漢文縁起の第一・二・三巻にほぼ対応するものである。これによると第一幅は釈尊在世時代の天竺での説話と百済への渡来を描いた「天竺百済利益」、第二幅は仏像の受難と聖徳太子の守屋征伐を描いた「日本国王臣順逆利益」、第三幅は善光寺草創の経緯を描いた「善光善佐因縁」の幅である。第三幅は中央に大きく一光三尊像を描き、下辺に善光寺伽藍の大景観を、ともに正面観に堂々と図絵している。この第三幅が中央に第一幅が向って右、第二幅が左に置かれ、絵解きされたものと考えられる。

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