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善光寺本堂

ぜんこうじほんどう

概要

善光寺本堂

ぜんこうじほんどう

宗教建築 / 江戸 / 中部 / 山梨県

山梨県

江戸後期/1789

桁行十一間、梁間七間、二重一階、撞木造、妻入、正面向拝三間、
軒唐破風付、両側面向拝各一間、銅板葺、軒唐破風檜皮葺

1棟

山梨県甲府市善光寺町

重文指定年月日:19550622
国宝指定年月日:

善光寺

重要文化財

 善光寺は川中島合戦で焼失した信濃善光寺の仏像・宝物を動座して、永禄元年(1558)に創建された。宝暦4年(1754)に焼失し、現在の本堂は天明5年(1785)の上棟である。
 二重の屋根に撞木造にした奥行の深い壮大な仏堂で、前寄り二間を外陣、次一間中陣、次三間内陣、次四間内々陣、背後一間後陣とする。山門は五間三戸の楼門で、下階の柱高は高く壮大である。
 山梨善光寺の本堂は長野善光寺の本堂と比べるとやや小さく、それだけに木割も細いが、内外の装飾性に富んで華麗であり、様式、手法も時代の特徴をよく示して江戸時代後期の代表的な大規模建築である。

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