リュウキュウヤマガメ
りゅうきゅうやまがめ
概要
S50-5-132リュウキュウヤマガメ.txt: 昭和47年5月15日に指定されたセマルハコガメとは異なり、背甲は低く、背甲と腹甲は固着し、体色は黄褐色をしたヤマガメである。半水生でミミズや地中に住む昆虫類のほか植物の芽や種実を食うことが知られているが詳細な習性等は知られていない。
生息地は、沖縄本島北部、渡嘉敷島および久米島の森林地帯で、この地域の特産の亜種である。近縁の亜種は中国南部、マレーシアに産するが、台湾では産しない。
動物分布上貴重な種であるが、最近、愛がん用として捕獲され商取引きの対象とされているので、地域を定めず指定するものである。
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国指定文化財等データベース(文化庁)