文化遺産オンライン

小玉家住宅 主屋

こだまけじゅうたく しゅおく

概要

小玉家住宅 主屋

こだまけじゅうたく しゅおく

住居建築 / 大正 / 東北 / 秋田県

秋田県

大正/1823頃

台所部、座敷部、中二階部よりなる
台所部 木造、建築面積93.61㎡、一部二階建、東面浴室及び便所附属、鉄板葺、南面座敷部に接続
座敷部 木造、建築面積305.60㎡、西面庇付、鉄板葺
中二階部 木造、建築面積57.89㎡、鉄板葺、北面座敷部に接続

1棟

秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚68番地

重文指定年月日:20081202
国宝指定年月日:

重要文化財

 小玉家は醸造会社の創業家で、主屋は木造平屋建、文庫蔵は土蔵造3階建、米蔵は木骨煉瓦造3階建、車庫は煉瓦造で、これらの建物は大正12年に建てられた。
 主屋は、座敷の外側に土縁を廻らした座敷部や、床を高くした中二階部などを連結させたつくりとなり、庭園観賞を意識した接客空間を構成する。秋田杉など吟味された良材を用いて精緻に施工され、優れた意匠をもつ近代和風住宅である。
 また敷地内の3棟の土蔵は、近代構法に伝統技法を融合させた洗練されたつくりで、価値が高い。

小玉家住宅 主屋をもっと見る

国指定文化財等データベース(文化庁)をもっと見る

キーワード

吉松 / 串間 / 潟上 /

関連作品

チェックした関連作品の検索