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河本家住宅(鳥取県東伯郡琴浦町) 新蔵

かわもとけじゅうたく しんぐら

概要

河本家住宅(鳥取県東伯郡琴浦町) 新蔵

かわもとけじゅうたく しんぐら

住居建築 / 江戸 / 中国・四国 / 鳥取県

鳥取県

江戸末期/1842

土蔵造、桁行6.0メートル、梁間4.7メートル、二階建、切妻造、東面庇付、桟瓦葺

1棟

鳥取県東伯郡琴浦町篦津393

重文指定年月日:20101224
国宝指定年月日:

重要文化財

 河本家は日本海沿岸の旧伯耆往還沿いにある旧家で、近世には大庄屋などの要職を務めた。
 主屋は、豪壮な梁組をもつ貞享5年 (1688)建築の居室部と、数寄屋風で洗練された意匠の宝永4年(1710)建築の客間部で構成される。江戸中期の山陰地方における農家の住宅形式をよく伝え、かつ建築年代の明らかな民家としては山陰地方で最古に属し、貴重である。
 主屋の周囲には、江戸後期以後に建てられた蔵などの付属建物が並び建ち、豪農の屋敷構えをよく留めており、高い価値が認められる。

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