郵便差出箱(コンクリート製柱箱)
概要
昭和13年ごろから長期戦時体制にともない鉄鋼の使用節約制限と物資節約の面から、規格改正と代用品の研究がはじまりました。とりわけ人目に触れやすい街頭のポストは代用品と取り替えることが急務となりましたが、郵便物の保護という特別な信頼性が仏ようなため大変困難でしたがコンクリートやセメントを特殊加工したストニー製、サチナイト製あるいは陶磁器製を試作実用化しました。これらの代用品のポストは冬期は取り出口が凍りつき、鉄や石でたたくと塗りがはげ落ちたり損傷するので南東の方向に設置したということです。
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