雅楽
ががく
概要
雅楽は、わが国に古くから伝わる「神楽(かぐら)」「東遊(あずまあそび)」などの音楽と舞、5世紀から9世紀に主として中国大陸や朝鮮半島を経由してわが国にもたらされた外来の音楽と舞が日本独自に変化し整理された管弦と舞楽、平安時代につくられた「催馬楽(さいばら)」「朗詠(ろうえい)」と呼ばれる声楽曲の総称であり、長く宮中を中心に伝承されてきた。
宮内庁式部職楽部は、宮中の儀式、饗宴、園遊会などの行事において雅楽を演奏するほか、春・秋の定期公演をはじめ、国立劇場や地方での公演で雅楽を公開している。