誉田白鳥埴輪製作遺跡
こんだしらとりはにわせいさくいせき
概要
S46-12-007誉田白鳥埴輪製作遺跡.txt: 大阪府下の古市古墳群は全国でも屈指の大古墳群であるが、埴輪窯を中心としたこの遺跡は、そのなかに立地し、その製品がこの大古墳群の造営に使用されたと推定できるものである。これまでに10基の登り窯と工房跡と推定される掘立柱柱穴が検出されている。遺物としては、円筒埴輪片が大半をしめるが、人物・きぬがさ・盾・武具等の形象埴輪片もある。天皇陵と伝えられる大古墳などを中心に形成される古市古墳群の歴史的意義からすれば、それに供給された埴輪を製作した本遺跡のもつ意義は大きい。