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打掛

うちかけ

概要

打掛

うちかけ

日本画 / 大正 / 日本

竹内栖鳳  (1864-1942)

たけうちせいほう

日本

大正8年/1919

168.0×127.0cm

1領

広島県廿日市市大野亀ヶ岡701

海の見える杜美術館

栖鳳の長女 園(その)の嫁ぎ先である伊藤家には栖鳳が絵付けした、もしくは下絵を描いた道具類が多く残されていた。茶釜、棗、茶碗などの茶道具、酒猪口、盆、莨入れなど多岐に渡り、栖鳳の得意とする軽妙洒脱な筆遣いによる絵が施されている。
打掛は表に金雲と水墨の堂々たる松、裏には赤い地に三羽の飛ぶ鶴が描かれ、見えないところまで吉祥モチーフをちりばめた、こだわりを感じる一品である。わが子の幸福を願う、愛情深い父親としての栖鳳の一面を見て取れよう。

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キーワード

栖鳳 / 猪口 / / 茶釜

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