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柞原八幡宮 楼門

ゆすはらはちまんぐう ろうもん

概要

柞原八幡宮 楼門

ゆすはらはちまんぐう ろうもん

宗教建築 / 江戸 / 九州 / 大分県

大分県

江戸後期/1759

3間1戸楼門、入母屋造、下層南面庇付、軒唐破風付、銅板葺

1棟

大分県大分市大字八幡

重文指定年月日:20110620
国宝指定年月日:

重要文化財

 柞原八幡宮は大分市西部に所在し、寛延2年(1749)の火災後に、社殿が順次再興された。
 本殿は桁行(けたゆき)五間の後殿と前殿からなる八幡造形式の社殿で、嘉永3年(1850)に上棟した。内部は内陣と外陣からなり、外部は彩色(さいしき)などで荘厳している。また本殿の周囲には、楼門や申殿、宝殿などが、特徴的な配置で建ち並んでいる。
柞原八幡宮の本殿は、類例の少ない八幡造本殿であるとともに、楼門や申殿を軸線上に並べるなど、宇佐神宮を範とした独特の本殿形式と社殿配置をもつ。また本殿は、縁に「花堂」と呼ばれる小建築を設け、楼門は下層に軒唐破風付の庇を付すなど特異な形式で、顕著な地方的特色を示している。

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