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版経断簡「東寺版 / 仁王般若波羅蜜護国経菩薩教化品第三」

にんのうはんにゃはらみごこくぎょう

作品概要

版経断簡「東寺版 / 仁王般若波羅蜜護国経菩薩教化品第三」

にんのうはんにゃはらみごこくぎょう

/ 室町 / 日本

室町時代/1336~1573

仏説仁王般若波羅蜜経1巻
仁王般若波羅蜜護国経菩薩教化品第3


「仏説仁王般若波羅蜜経」
仁王般若経、仁王経ともいう。
【成立】
天台智顗の仁王般若経疏によると法護、鳩摩羅什、真諦による3本の仁王般若経があったといわれたが最近の研究によって本経は中国で作成された偽経であることがわかった。
【内容】
2巻。仏陀が16人の王に説法する形態をとっている。ます、十三空を説き、次に十四忍そして二諦を説く。そうして般若経を崇敬し読誦することによって王自身そして王国も災いから守れることを説き、それを信じさせるために — 帝釈天が100人の僧によって読誦された般若経を受持することによって敵を撃退した — という昔話を引く。そして、だから国王たちはこの般若経を読み、広めなさいと勧めるのである。
【後世への影響】
日本では斉明天皇の6年に宮中で仁王経が講じられて以来、絶えることなく続けられた。
【関連経典】
仁王護国般若波羅蜜多経

大蔵経全解説大事典(1998年)より抜粋

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