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旧島津家本邸 本館

きゅうしまづけほんてい ほんかん

概要

旧島津家本邸 本館

きゅうしまづけほんてい ほんかん

住居建築 / 大正 / 関東 / 東京都

東京都

大正/1917

煉瓦造、建築面積876.21㎡、二階建、一部地下一階、スレート及び銅板葺

1棟

東京都品川区東五反田三丁目191番地39

重文指定年月日:20191227
国宝指定年月日:

学校法人 清泉女子大学

重要文化財

旧島津家本邸は,品川区東五反田の高台に建つ。明治後期に建替えが計画され,英国人建築家ジョサイア・コンドルに設計が依頼された。大正6年竣工の本館は,煉瓦造の白タイル張りで,弓形に張り出した二層のベランダを列柱で飾る。当主の好みにあわせ,全体が洋室で構成されており,玄関のステンドグラスや中央ホールの大階段など要所を華やかに飾る。邸宅を数多く手がけたコンドル最晩年の名作住宅として価値が高い。旧島津家本邸は,洋式の生活に特化した本格的な邸宅を実現しており,また,家政を司る事務所も残り,旧大名家華族の本邸の在り様を示して重要である。

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