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西宮山古墳 須恵器 台付装飾壷

ニシミヤヤマコフン スエキ ダイツキソウショクツボ

概要

西宮山古墳 須恵器 台付装飾壷

ニシミヤヤマコフン スエキ ダイツキソウショクツボ

考古資料 / 古墳

古墳時代・6世紀

全高37.5cm

1個

台付の壷の肩に4つの子壷と、その間に人々のくらしぶりや、人と動物のほほえましい交歓の姿を、たくみに表現し加飾している。相撲をとる2人と見守る行司、天秤棒をかつぐ人と背に荷を負う人、母鹿にまつわりつく子鹿と世話をする人のいきいきした姿、他の1ヶ所に断片でみられる子鹿など。須恵器にこうした装飾を加えることは、6世紀前半頃とくに盛んで、横穴式石室墳に祭器として埋納された土器の1つであった。

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