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ガラス容器

がらすようき

概要

ガラス容器

がらすようき

考古資料

制作地:東地中海沿岸域

ローマ時代 1~4世紀

ガラス製

(1)口径2.0 胴径3.5 底径2.5 高12.0 (2)口径3.5 胴径5.3 底径3.5 高6.5 (3)口径6.2 底径3.0 高2.5 (4)口径5.0 胴径5.5 底径4.2 高6.5 (5)口径2.5 胴径5.5 底径2.5 高10.5

5口

吹きガラス製法で制作された、1~4世紀頃のローマ時代のガラス容器5点。瓶形のものは形が様々で、かつ体部を凹ませる装飾や口縁に帯状ガラスをつけるなど、装飾も多様である。すべて発掘品と思われ、美しく銀化している。吹きガラス製法は紀元前1世紀中頃に東地中海沿岸域で発明され、ローマ帝国の拡大とともに交易によって瞬く間に広がるとともに、技法も広まって各地に製作が行われるようになった。それと共に装飾技術も向上し、時代や制作地によって多種多様な製品が作られるようになった。
<齋部麻矢執筆, 2025>

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