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波多腰家住宅主屋

はたこしけじゅうたくおもや

概要

波多腰家住宅主屋

はたこしけじゅうたくおもや

江戸 / 中部 / 長野県

長野県

江戸時代/1700年代

木造2階建 鉄板葺 本棟造
間口8間半、奥行8間半の本棟造の建物で、切妻造の大屋根を架け、西妻を正面として式台と大戸口を構える。正面妻壁に左右対称に出格子を構え、棟には雀踊りを飾るなど整った意匠をみせている。部屋が三列三行に並ぶ構成となっており、本棟造に一般的な間取りとなっている。

建築面積314㎡

1棟

長野県松本市波田6492

松本市指定
指定年月日:20170208

有形文化財(建造物)

建築年代については寛延元年(1748)と伝えられており、正面の意匠や座敷の形式などからも18世紀中頃の建築と考えられる。
波多腰家住宅は、屋敷構え全体及びそれらを取り巻く周辺の環境が良好に保存されている点が貴重である。主屋の建築年代は18世紀中頃と考えられ、本棟造という類型の中では最も古い建築遺構の一つに属すると位置付けられる。また、波多腰家は旧下波田村の発展に多大な貢献をなしてきた庄屋であり、地域の歴史を未来に伝えていく上でも貴重である。

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キーワード

松本 / 波多腰 / 長野 / こしけ

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