波多腰家住宅主屋
はたこしけじゅうたくおもや
概要
建築年代については寛延元年(1748)と伝えられており、正面の意匠や座敷の形式などからも18世紀中頃の建築と考えられる。
波多腰家住宅は、屋敷構え全体及びそれらを取り巻く周辺の環境が良好に保存されている点が貴重である。主屋の建築年代は18世紀中頃と考えられ、本棟造という類型の中では最も古い建築遺構の一つに属すると位置付けられる。また、波多腰家は旧下波田村の発展に多大な貢献をなしてきた庄屋であり、地域の歴史を未来に伝えていく上でも貴重である。