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干網山水蒔絵櫛

ほしあみさんすいまきえくし

概要

干網山水蒔絵櫛

ほしあみさんすいまきえくし

その他 / 江戸

江戸末期~明治初期/19世紀

木(柞)

3.2×8.0 (cm)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-1-088

独立行政法人日本芸術文化振興会

柞(いす)製、閑清形、丸棟の挿櫛である。閑清形は、『玳瑁亀圖説』によると天保年間(1830~44)に流行したとされる。櫛歯を残して金粉溜地(きんふんだみじ)とし、干網に浜松や雁・紅葉などの山水を高蒔絵で表す。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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