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被褐懐玉(未完)

概要

被褐懐玉(未完)

横山大観

昭和24年

横山大観記念館

第34回院展出品作の未完作。画題の被褐懐玉は「老子」第七十章よりとっている。ぼろを着ながらも俗塵に染まらず、清らかで高貴な境地にある姿を描いた。吾言甚易知、甚易行。天下莫能知、莫能行。言有宗、而有君。不唯無知、是以不我知。知我者希、則我者貴。是以聖人被褐懐玉。(吾が言は甚だ知り易く、甚だ行い易し。而れども、天下、之を能く知る莫く、之を能く行う莫し。言に宗有り、事に君有り。夫れ唯だ知ること無し、是を以て我れを知らず。我れを知る者は希なれば、則ち我れは貴し。是を以て聖人は、褐を被て、而れども玉を懐く。)

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キーワード

未完 / 大観 / 横山 / 褐懐

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