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正倉院裂 赤地立木天蓋文臈纈平絹

ショウソウインギレ アカジタチキテンガイモンロウケチヒラギヌ

概要

正倉院裂 赤地立木天蓋文臈纈平絹

ショウソウインギレ アカジタチキテンガイモンロウケチヒラギヌ

染織

縦:14.7cm 横:8.8cm

1枚

 臈纈は、蜜蜂が巣をつくるために分泌する蜜蠟を塗布し、染料液に漬けても染まらない箇所をもうけることによって文様を表現する。正倉院には多数の臈纈が見られるが、これを最後に、近代に至るまで臈纈技法は途絶えてしまう。原料となる蜜蠟を輸入に頼っており、遣唐使の廃止とともに交易が絶たれたことが理由として挙げられている。

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