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角長(加納家住宅) 穀蔵

かどちょう(かのうけじゅうたく) こくぐら

概要

角長(加納家住宅) 穀蔵

かどちょう(かのうけじゅうたく) こくぐら

近世以前その他 / 江戸 / 近畿 / 和歌山県

和歌山県

江戸末期

土蔵造、桁行11.8m、梁間5.1m、一部二階建、切妻造、本瓦葺一部桟瓦葺

1基

和歌山県有田郡湯浅町大字湯浅7番地

重文指定年月日:20221212
国宝指定年月日:

重要文化財

醸造業や交易等で栄えた、重要伝統的建造物群保存地区・湯浅町湯浅に位置する。角長は、地区を代表する醸造家の醤油醸造施設群及び住宅で、地区内最大規模の敷地を有する。敷地には、幕末から明治にかけて建設された建物群が残り、醤油醸造の隆盛とともに大型化する施設の発展過程を今日に伝える。また、麹をつけた材料を発酵させる麹室、塩水を混ぜて醤油を仕込む仕込蔵、圧搾や火入れ等を行う醤油蔵等、伝統的な醤油醸造の生産過程を示す一連の施設がそのまま残り、かつ現役の醸造施設群として稼働していることに高い価値を見いだすことが出来る。

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