馬鈴 ばれい

考古資料 / 古墳 

出土地:伝奈良県奈良市
6~7世紀 古墳時代
青銅製
直径9.0 高10.0
1個

直径9cmにもなる鋳造大型鈴で、丸に小型鈴を入れ込む二重構造。大型鈴の器面は稜線で区画され、十六面体の外形となる。頂部には「U」字形の紐がつき、表面は丁寧な面取りが施されている。紐下端の稜線は鮮明で、吊紐による顕著な使用痕跡は確認できない。大型鈴表面は薄くサビで覆われているが、全体形状はよく残り、部分的にサビが剥落した箇所では製作時の外面研磨痕すら視認できる。大型鈴の丸を兼ねる小型鈴は、外形は球形で紐をもたない。既存の小型鈴を転用するのではなく、丸としての使用を目的につくられた専用部材である。小型鈴内部の丸には、鉄玉が用いられている。小型鈴内部に錆痕があることから、出土時には鉄玉は錆着していたと見られる。

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