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芍薬牡丹金銀珊瑚歩揺簪

しゃくやくぼたんきんぎんさんごびらかんざし

概要

芍薬牡丹金銀珊瑚歩揺簪

しゃくやくぼたんきんぎんさんごびらかんざし

その他 / 明治

明治時代/19世紀

真鍮・珊瑚・木

27.5cm(横幅)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号82235-2-277

独立行政法人日本芸術文化振興会

木製黒漆塗軸の両側に、真鍮製金銀色絵と珊瑚で、片側に芍薬、片側に牡丹の花を付けた歩揺簪である。両側に飾りを付けた簪は両差簪あるいは両天などとよばれ、『守貞漫稿』によれば、「京坂両差簪は文化文政頃までこれを用ふ。又、江戸は京都より僅に前に廃す」とあるが、明治中期にもまた流行している。276と277で揃いとして伝わる。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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キーワード

/ / 珊瑚 /

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