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日髙家住宅 主屋

ひだかけじゅうたく おもや

概要

日髙家住宅 主屋

ひだかけじゅうたく おもや

九州 / 宮崎県

宮崎県

明治

一号、二号及び大広間、三号及び奥座敷よりなる
一号 木造、建築面積216.14㎡、2階建、桟瓦葺
二号及び大広間 木造、建築面積189.21㎡、一部2階建、桟瓦葺
三号及び奥座敷 木造、建築面積137.51㎡、一部2階建、桟瓦葺

1棟

宮崎県延岡市赤水町526番地3号

重文指定年月日:20230925
国宝指定年月日:

重要文化財

日向灘に突出する遠見半島の北に位置する。明治24年に「日髙式大敷網」を発明して財を成した、鰤漁網元・日髙亀市の邸宅。敷地は、明治20年頃、水揚場のために海岸沿いを埋め立てて造成された。主屋は明治中期から大正初期にかけて整えられ、良材を用いて格式高い座敷飾りを備える大広間、立地を生かした眺望の良い座敷を設ける。銘木は黒柿を床柱や付書院等へ多用し、仏間の出床状の構えも珍しい。数寄屋風の意匠を取り入れるが、節度を保った造作で、質の高い近代和風住宅として評価される。鰤加工にかかる煉瓦造の燻製室も併せて伝わり、敷地とあわせ一体的に保存を図る。

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キーワード

座敷 / / / 近代

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