押隈 五代目市川三升
おしぐま ごだいめいちかわさんしょう
概要
押隈 五代目市川三升
おしぐま ごだいめいちかわさんしょう
本紙373×805、軸長478、全長1445(mm)
千代田区隼町4-1 国立劇場
登録番号12095-13
鈴木十郎コレクション
調査監修:石橋健一郎
解説:安冨順
独立行政法人日本芸術文化振興会
隈:筋隈。荒事の典型的な隈取の一つ。紅色の隈は勇猛果敢な正義の男性ヒーローの力強い筋肉の盛り上がりと血管の怒張を表す。役者:五代目市川三升(十代目市川團十郎)。役名:『伽羅先代萩』の荒獅子男之助。昭和11年(1936)1月、東京歌舞伎座上演時のもの。添書:「いて家の/太眉ひかむ/はつ鏡 子としの新春/男之助を勤めて」。署名:「三升併題」。