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北海道・網走市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))網走市立郷土博物館新館北海道網走市桂町一丁目1

網走市立郷土博物館新館

昭和11年に開館した郷土博物館の新館として本館東側に増築した。設計は本館同様田上義也による。木造2階建、地階付とし、矩形平面で屋根は片流れとする。立面は本館との連続性を考慮しつつ、壁面の切込などの彫塑的表現に、田上の戦後の作風を見せる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))網走市立郷土博物館本館北海道網走市桂町一丁目1

網走市立郷土博物館本館

市街南部の丘陵に南面して建つ、道内最初期の郷土博物館。塔屋付木造二階建、左右対称平面の中央を南北に張出し、正面にアーチをみせる。外壁は鉄網コンクリート塗、胴部は左官仕上で幾何学模様のパネルを貼る。建築家田上義也による独創的な意匠の文化施設。

国指定文化財(重要文化財)旧網走刑務所二見ヶ岡刑務支所(二見ヶ岡農場) 庁舎北海道網走市呼人三番地

旧網走刑務所二見ヶ岡刑務支所(二見ヶ岡農場) 庁舎

旧網走刑務所二見ヶ岡刑務支所は,明治29年,北海道集治監網走分監の屈斜路外役所として,広大な土地で農業を行い自給自足を図るため開設された。昭和4年に網走刑務所二見ヶ岡刑務支所となり,平成11年博物館に移築された。施設は明治29年建築の庁舎,舎房,炊場と,大正15年に増築された教誨堂及び食堂,昭和5年の鍵鎖附着所からなる。全国でも珍しい農園を持つ刑務所の建築群で,当初に遡る主要建物を良く残し,特に舎房は明治中期に遡る獄舎建築として歴史的価値が高い。また一連の施設を残している点でも貴重で,刑務所の構外農園施設の発展過程をよく示しており,行刑史上高い価値が認められる。

国指定文化財(重要文化財)旧網走監獄 庁舎北海道網走市呼人一番地

旧網走監獄 庁舎

網走監獄は明治23年に網走囚徒外役所を設置したことに始まり,明治36年監獄官制発布に伴い網走監獄となった。明治42年に火災により建物の大半を焼失し,現在の建物は明治45年に再建されたものである。設計は司法省で,収容者の手により施工された。その後刑務所の改築計画に伴い昭和56年以降建造物が順次現位置に移築され,博物館網走監獄として公開活用がはかられている。
旧網走監獄の庁舎ほか2棟は,監獄における主要施設であり,明治期の木造監獄建築の数少ない遺例として歴史的価値が高い。とりわけ舎房及び中央見張所は,木造の放射状舎房が完全な形で残る唯一のもので,当時の標準的な獄舎の特徴を備えており重要である。