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北海道・檜山郡上ノ国町

国指定文化財(重要文化財)旧笹浪家住宅(北海道檜山郡上ノ国町) 米蔵・文庫蔵北海道檜山郡上ノ国町字上ノ国236番地

旧笹浪家住宅(北海道檜山郡上ノ国町) 米蔵・文庫蔵

 旧笹浪家住宅は,日本海沿岸に所在する,ニシン漁などで繁栄した漁家の住宅である。主屋は19世紀前期,土蔵は明治18年の建築で,いずれも重要文化財に指定されている。米蔵・文庫蔵は嘉永元年(1848)の建築で,平成3年に一旦解体格納された後,平成14年に復旧された。
 土蔵造2階建,切妻造,桟瓦葺で,内部は北側の文庫蔵と南側の米蔵に区分され,屋根下地には北海道の地域的特色を示す樺葺が使われている。北海道内の漁家の中でも旧家である笹浪家の屋敷構えを構成する重要な建物である。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)上之国館跡
 花沢館跡
 洲崎館跡
 勝山館跡
檜山郡上ノ国町

上之国館跡<BR/> 花沢館跡<BR/> 洲崎館跡<BR/> 勝山館跡

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))北海道上之国勝山館跡出土品檜山郡上ノ国町字大留100

北海道上之国勝山館跡出土品

本件は、北海道檜山郡上ノ国町に所在する15~16世紀(室町時代~安土・桃山時代)の城館跡から出土した一括資料である。

国指定文化財(重要文化財)旧笹浪家住宅(北海道檜山郡上ノ国町) 主屋北海道檜山郡上ノ国町字上ノ国236番地

旧笹浪家住宅(北海道檜山郡上ノ国町) 主屋

笹浪家は、上ノ国で代々漁業を営んだ家で、背後に急傾斜地のせまる海岸沿いにある。敷地は、上ノ国八幡宮の参道を挟んで東西に分かれ、東に主屋、西に土蔵が建っている。
 主屋は、石置板葺屋根で、土間に漁夫のたまり場があり、北海道の現存民家の最古の類に属するものとして価値が高い。土蔵も、主屋と同時代の建築で、ともに保存する価値がある。