文化遺産オンライン

カテゴリで見る

北海道・勇払郡むかわ町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧国鉄富内線富内駅構内線路北海道勇払郡むかわ町字穂別富内81-1

旧国鉄富内線富内駅構内線路

土路盤,石バラスト道床,木製枕木,鉄製軌条から成る。プラットフォームに平行して複線に敷設。軌条には,北海道鉱業鉄道株式会社が発注した敷設時のベルギー製レールをはじめとして,道内から転用されたドイツ製,アメリカ製レールなどが保存されている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧国鉄富内線富内駅プラットフォーム北海道勇払郡むかわ町字穂別富内81-1

旧国鉄富内線富内駅プラットフォーム

駅本屋背面に延びる石積2段のプラットフォーム。長75m程で,両端部を斜路とする。昭和61年の廃線後,地元住民らにより「穂別銀河鉄道の里づくり委員会」が結成され,鉄道施設と鉄道用品の保存活用を核とした地域づくりが進んでいる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧国鉄富内線富内駅舎北海道勇払郡むかわ町字穂別富内81-1

旧国鉄富内線富内駅舎

鉱山資源の開発・運搬用として大正9年着工された苫小牧~穂別~金山間の北海道鉱業鉄道金山線の駅。切妻造,平屋建とし,内部には待合室,事務室,畳敷の宿直室を連ねる標準的造りの駅本屋で,改札左手に転轍機操作所を張り出す点に特徴がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧中村平八郎家住宅主屋北海道勇払郡むかわ町字穂別458

旧中村平八郎家住宅主屋

穂別村開拓の先駆者の邸宅。起り屋根の玄関庇をもつ鉄板葺、片入母屋造,平屋建の主屋を中核として,玄関左手に鉄板葺、切妻造、2階建,下見板張の洋館,主屋右手後方に附属屋を配置する。北海道内陸部における大正期邸宅建築の様子を知るうえで貴重。