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群馬県

国指定文化財(登録有形文化財(美術品))相澤忠洋蒐集考古資料みどり市笠懸町阿左美1790-1

相澤忠洋蒐集考古資料

群馬県の赤城山麓を中心に調査・研究活動を行った考古学者である、相澤忠洋(1926~1989)によって蒐集された考古資料で、旧石器時代から歴史時代までで構成される。
 「旧石器時代」発見の端緒となった岩宿遺跡からの蒐集品を代表とし、三ツ屋遺跡や桝形遺跡、石山遺跡や西鹿田中島遺跡など、旧石器時代から縄文時代初頭期の基準となる遺跡の調査資料が含まれる。
 これらの蒐集品は、赤城人類文化研究所の後身である相澤忠洋記念館にて、収蔵管理・一部の公開がされてきたが、令和令和4年・令和6年には目録が刊行され、令和4年に遺族から全ての資料が岩宿博物館に寄贈されている。

国指定文化財(重要文化財)天満宮 末社春日社本殿群馬県桐生市天神町1丁目218番地

天満宮 末社春日社本殿

重要伝統的建造物群保存地区・桐生市桐生新町の北端に位置する神社。桐生新町の町立に際して遷座された。寛永元年(1789)建立の本殿は、二十四孝、唐子遊びをはじめとした彫刻や彩色等の装飾で埋め尽くされる。近世の北関東において発達した神社建築装飾が、江戸後期に爛熟する様相をよく示す。計画絵図、発注書、棟札があわせて伝わる点も重要。末社春日社本殿は、軒桁、垂木の反り増しなど、遅くとも17世紀初期の建立と見られる特徴をよく示し、群馬県下における希少な遺構である。

国指定文化財(重要文化財)天満宮 本殿・幣殿・拝殿群馬県桐生市天神町1丁目218番地

天満宮 本殿・幣殿・拝殿

重要伝統的建造物群保存地区・桐生市桐生新町の北端に位置する神社。桐生新町の町立に際して遷座された。寛永元年(1789)建立の本殿は、二十四孝、唐子遊びをはじめとした彫刻や彩色等の装飾で埋め尽くされる。近世の北関東において発達した神社建築装飾が、江戸後期に爛熟する様相をよく示す。計画絵図、発注書、棟札があわせて伝わる点も重要。末社春日社本殿は、軒桁、垂木の反り増しなど、遅くとも17世紀初期の建立と見られる特徴をよく示し、群馬県下における希少な遺構である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))田島新一家住宅主屋群馬県伊勢崎市境島村字新地2158

田島新一家住宅主屋

史跡田島弥平旧宅の近隣に建つ養蚕農家で、栄盛館の屋号で蚕種業を営んだ。総二階建、切妻造桟瓦葺で越屋根を三箇所設け、二階を蚕室とする。一階は広い土間と整形の床上部で、床構え付座敷を設ける。いわゆる三ツ櫓の建物で、総櫓が成立する以前の遺構。