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群馬県・伊勢崎市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧相川家住宅裏門及び塀群馬県伊勢崎市三光町6-17

旧相川家住宅裏門及び塀

敷地南の小路に面し、西側を画す腕木門及び塀。裏門は切妻造桟瓦葺で、一軒疎垂木とする。両開の板扉は竪板を目隙に張る。東西に延びる板塀は裏門に斜めに取付き門前に引きをつくる。外壁は土壁で腰下見板張、屋根桟瓦葺である。小路側の屋敷構えを整える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧相川家住宅表門及び塀群馬県伊勢崎市三光町6-11

旧相川家住宅表門及び塀

店舗の南に続き、敷地東面を画す薬医門と塀。表門は起付き切妻造本瓦葺で大棟は七宝繋の透積、左右に本瓦葺板塀を付す。内部は天井を張り、板扉を八双金具で飾る。南に続く板塀は桟瓦葺で壁は白漆喰塗、腰下見板張とし、重厚な表門とともに屋敷構えをつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧相川家住宅稲荷社群馬県伊勢崎市三光町6-11

旧相川家住宅稲荷社

敷地北西隅に東面して建つ屋敷神である。土蔵造入母屋造妻入桟瓦葺で、大棟は組棟で高く積み神紋を飾る。戸口に両開の掛子塗戸と桟唐戸を吊り、内部は拝所の奥に祭壇を雛壇状に設け、最上段正面に桟唐戸を吊る。土蔵造で重厚な外観とした珍しい小社である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧相川家住宅土蔵群馬県伊勢崎市三光町6-11

旧相川家住宅土蔵

主屋の北に建つ土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺東西棟の旧金物蔵である。南面西寄りに戸口を開き主屋北面西端に接続する。東妻と二階南面に窓を開き、漆喰塗の扉を吊る。各階一室の板敷で小屋は登梁を水平の繋梁で繋ぐ。長大な外観で敷地北方の景観を特徴づける。