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群馬県・邑楽郡千代田町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))光恩寺石蔵群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩甲1041

光恩寺石蔵

客殿の東方に位置し,客殿の妻面に接して建つ。大谷石を用いた2階建,東西棟,平入の石蔵で,南面に半間程度の瓦葺の庇をさしかけて蔵前とし,2階南面にふたつの小庇付き窓を穿つ。庫裏・客殿とともに寺の奥向き部を構成する主要素になる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))光恩寺客殿群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩甲1041

光恩寺客殿

長屋門を入って突き当たりに位置する。庫裏の北東端に接続する平屋建,瓦葺,切妻造,東西棟の建物で,山を背にし,南前面に庭園を造る。南面の庭園側に縁側を張り出した上質な造りの離れ座敷になる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))光恩寺庫裏群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩甲1041

光恩寺庫裏

長屋門の背後,本堂寄りの位置に大きな妻を見せて建つ。檀家である豪農の主屋を,長屋門と同様に,館林から移築して庫裏としたもので、妻の架構に特徴がある。主たる檀家の居住地を物語る建造物で,寺の来歴を知るうえで貴重である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))光恩寺長屋門群馬県邑楽郡千代田町大字赤岩甲1041

光恩寺長屋門

寄棟瓦葺,真壁造りの素朴な長屋門。檀家の斡旋により埼玉県妻沼町の荻野家から明治20年頃に移築したもの。日本で最初の女医となった荻野吟子の生家の長屋門として知られる。庫裏に通じる通用門としての役割を果たしている。